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2020.08.27 (木)

ウルフルズが8月21日(金)に2回目となる有料生配信ライブ「ウルフルズ ライブ2020 ~ミテクレエブリバディ~」を開催した。
開場時間の18時半になり、画面に「始まりは1枚の写真だった」と文言が映り、1枚のライブ写真も映った。日にちのクレジットは、90年6月17日。「ウルフルズ 東京初上陸の渋谷エッグマンはリアル無観客だった… そう、あれからちょうど30年。」という文言も映されたが、東京での始まりは無観客であり、今回は、その無観客の始まりであるShibuya eggmanでのライブ。無観客でしか中々ライブが出来ない、この御時世。逆手というか、洒落というか、ウルフルズらしい会場選びに思わずニヤッとしてしまう。
画面は、トータス松本(Vo.Gt)が神宮通りから公園通りへ上っていく通りを歩いている場面に変わる。「ステージから観たら、誰もいなくて。ライブ内容も全く覚えてないし、記憶から消そうとしてる」と歩きながら、当時の思い出を語る。東武ホテル前では94年当時のプロデューサー伊藤銀次との打ち合わせを思い出し、よくライブを行なったという今は無き渋谷AX跡地や、96年に奥田民生やブレイク直前のPUFFYらとのイベントに出演した代々木第二体育館やNHKが見える場所を通りかかり、「このエリアで思いかけず、仕事いっぱいしたんやな」と明かす。そして、Shibuya eggmanに辿り着き、ライブの準備を行なっている場内にも入り、「ライブハウスの匂いやな…。記憶甦ってくる…。確かにこんな感じやった」と言いながら、楽屋に向かうと、そこにはジョンB(Ba)、サンコンJr.(Dr)の姿が。どうやらライブ直前の当日お昼過ぎだという事もわかり、トータスの「思う存分、無観客のライブやってやろうと思います!」という言葉がより響く。

当日のリアルなドキュメントを観た事で、こちらの気持ちが高まり、時刻は遂に開演の19時。ステージに3人が登場して、トータスの「よっしゃー!!」という叫びから、1曲目「トコトンで行こう!」へ。先程の90年代の想い出ではないが、大ブレイク直前95年の勢いあるナンバー。スタジオで開催された前回の配信ライブと比べて、当たり前だがライブハウス感がある。つまり躍動感を凄く感じる事が出来た。先日、Twitterでトータスが備品倉庫を訪れる動画がアップされていたが、そこで発見された約25年前の「ULFULS」という立体的な文字オブジェも飾られている。ちょうど30年前は無観客だったとはいえ、そこから大ブレイクする約25年前までの何とも言えない初期衝動的なパワフルなエネルギーが2020年の今、Shibuya eggmanにぶちまけられている。当時を知っている人には懐かしく、当時を知らない人には、とても新鮮に映っただろう。続いて、最近の楽曲である「リズムをとめるな」が鳴らされたが、とにかく伸び伸びして生き生きしている。大ブレイク直後の「ツギハギブギウギ」では当時の熱気が伝わってくるし、無観客配信ライブとは想えないくらいに3人がノリにノッている。

ちょうど30年前の思い出話もして、その後は「チークタイム」、「相愛」と一転して緩やかでロマンチックなナンバーへ。そこからの「サムライソウル」ではリズムに力強さも増していき、本当にいつも通りであり、前回少し感じた配信ライブに対するやりにくさも全く感じない。「盛り上がっていきたい曲をやります! どういう気持で聴くのかな、こういう曲は?!」とトータスが話して、鳴らされたのは「ワルツ!」。鑑賞していた多くの人も感じただろうが、何の違和感もなく、画面前で盛り上がって、とっても楽しめた。「ULFULS」という立体的な文字オブジェも光りだし、尚一層楽しい感じが伝わってくる。曲終わり、またもや、ちょうど30年前、いや、そのちょっと前の89年大晦日に生まれたというジョンBの前芸名であるブラック田ヨンピルにも触れられる! そして、渋谷エッグマン以外にも野外やプールや雪まつりなど無観客になってしまった昔のライブ会場についても話題が飛んでいく。たくさんの観客の前で今まで通り早くライブを観たいのはもちろんだが、想い出の無観客ライブ再現シリーズも、やはり観てみたい。

現段階での最新曲であり、コロナ渦におけてトータスのひとり多重録音によって作られた「タタカエブリバディ」。「こんな時の歌。どう盛り上がるかな? 一緒に歌って下さい!」とトータスは言ったが、今現在これほど響く楽曲はないだろう。前回の配信ライブでも思ったが、3人でのレコーディングが出来ていない楽曲であり、3人で合わせる時間もほとんど無かったはずなのに、或る意味、どの曲よりも鉄壁のサウンドが鳴らされているのが、本当に不思議だ。本気の心が、本気の魂が間違いなく込められている。コロナ渦での悶々とした想いが真空パックの様に込められた楽曲だが、トータスいわく第2章では無いが、歌詞も自分自身との向き合いに変えて、3人のレコーディングによる再構築版を作りたいという構想も語られた。

11曲を3人で鳴らしきり、本日のスペシャルゲストである真心ブラザーズの桜井秀俊(Gt)が呼び込まれる。「俺ギターから解放された! ハンドマイクで歌える!」とトータスは喜びを爆発させていたが、本当にハンドマイクで歌うトータスの姿はかっこいい…。桜井のギターがジャーンと鳴り、横で「SUN SUN SUN'95」を嬉しそうに歌うトータス。「ウルフルズA・A・Pのテーマ」では、トータスはステージを降りて、客席フロアで歌う。無観客のフロアであり、画面越しに観ているにも関わらず、解放されまくったトータスを観ていると、こちらまで解放されまくった気分になる。
ラストナンバー「ガッツだぜ!!」が終わり、楽屋に戻る4人。楽屋での会話もマイクが拾う。「舞台があるって、気持ちが違う!」と言うトータスの声が漏れ聴こえてくる。無観客配信とは言え、舞台で歌うだけで、こんなにもバンドは輝いて爆発するのかと改めて驚かされた。アンコールは「バンザイ~好きでよかった~」で〆られ、この日は終了。2時間という時間的にも17曲という内容的にも、たっぷりと心から満足できたライブだった。【文・鈴木淳史】

チケット購入はこちら!
2020.08.20 (木)

7月に初めての有料オンラインライブを開催したばかりですが、早くも2度目の生配“心“ライブをShibuya eggmanにて開催決定!

ウルフルズ東京初上陸のShibuya eggmanはリアル無観客ライブだった。そう、あれからちょうど30年。ファンと共に築きあげてきた唯一無二の魂揺さぶるライブパフォーマンスをミテクレエブリバディ!!!

■ウルフルズ ライブ2020 ~ミテクレエブリバディ~
生配信日時:2020年8月21日(金) 開場18:30 / 開演19:00
出演:ウルフルズ
スペシャルゲスト:桜井秀俊(真心ブラザーズ)

チケット料金:"ファンクラブ会員限定早割"視聴チケット¥3,000 / "ファンクラブ会員限定早割"視聴チケット・特典付き¥3,900 / 一般視聴チケット¥3,500(税込)
※生配信、見逃し配信ともにご覧いただけます。
※特典内容:メンバーからの39(サンキュー)メッセージカードを公演後にお届けします。
<39(サンキュー)メッセージカード↓>


【ファンクラブ会員限定早割チケット】※イープラスのみ
チケット販売期間:2020年8月3日(月)10:00~8月6日(木)23:59
詳細は「ウル園」をご確認ください。

見逃し配信 視聴期間:
※見逃し配信に関しまして、演出の都合上、生配信時の映像を一部編集した内容となります。
<GYAO!>2020年8月23日(日)12:00~8月31日(月)23:59
<Streaming+>2020年8月21日(金)終演30分後頃予定~8月31日(月)23:59→8月22日(土)15:00~8月31日(月)23:59
※編集作業の都合により、見逃し配信開始を8月22日(土)15:00からとさせていただきます。
予めご了承ください。

【一般視聴チケット】※GYAO! / イープラス
チケット販売期間:2020年8月7日(金)10:00~8月30日(日)23:59
※配信内容、見逃し配信期間はファンクラブ会員限定視聴チケットと同様です。
<GYAO!>チケット購入はこちら!
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動画サイトなどへの無断転載・共有を一切禁止とさせていただきます。
撮影・録音・録画行為を一切禁止とさせていただきます。
公演延期・中止以外の理由での払い戻し不可となります。
生配信中、巻き戻しての再生はできません。なお、見逃し配信期間であれば何度でもご覧いただけます。
本公演は現地会場においては無観客で実施いたします。視聴チケットは入場チケットではございません。
新型コロナウイルス感染防止対策の観点から、会場周辺へのご来場および入り待ち・出待ち行為は固くお断りいたします。

お問い合わせ:GYAO! / イープラス
2020.08.12 (水)
8月29日(土)「続けるズのテーマ」7インチレコードリリース!!
またB面には昨年発売したアルバム『ウ!!!』より「生きてく」を収録!

■ウルフルズ「続けるズのテーマ」
2020年8月29日(土)発売
A面:続けるズのテーマ / B面:生きてく
¥1,300+税

*RECORD STORE DAY参加店舗のみで購入できます。
*本商品は発売日前にご予約・お取り置きを受けることはできません。

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今年のRECORD STORE DAYは、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、8月29日(土)・9月26日(土)・10月24日(土)の3回に分けて「RSD DROPS」というイベント名での開催となることが決定し、RSD限定盤の数々も3つの発売日に分散リリースされることになりました。

RECORD STORE DAY JAPAN 2020
https://recordstoreday.jp/
2020.07.28 (火)
7月17日(金)に開催した「ウルフルズ ライブ2020 ~オンラインじゃない?~」開場中に流れたウルマート紹介VTRがYouTubeにて公開されました!

今回、VTRにご出演いただいた皆さま

【キング・フィリップ】(中央)
役:マイケル / 声:トータス松本
【グレゴリー】(右)
役:ドン ジョンソン / 声:サンコンJr.
【ジェニファー】(左)
役:パトリシア / 声:ジョンB

■ウルマート紹介VTR
https://youtu.be/i0SXg9gd2t4

在庫が少ない商品もございますので、早めのご注文をオススメいたします!
商品の詳細ははこちら!
2020.07.23 (木)

ウルフルズが7月17日、自身史上初となるオンラインライブの有料生配信「ウルフルズ ライブ2020~オンラインじゃない?~」が、開催された。動画配信サービス「GYAO!」で生配信されたこの日のライブは無観客でのパフォーマンスとなったが、ウルフルズらしい熱い内容で開催され、大盛況のうちに幕を閉じた。当日の模様をライブリポートする。

19時半から開場という形でサイトに入る事が出来て、20時開演でスタート。大体の配信ライブは、この30分、ライブのポスタービジュアルの様な静止画が映っているだけ。どうしても味気ないのは仕方ないと思っていたが、この日は違った。「サンシャインじゃない?」のMVに登場する役柄に扮したトータス松本(Vo.Gt)、ジョンB(Ba)、サンコンJr.(Dr)による薪割り、コーヒー、編み物にまつわるMVスピンオフ映像と実際のMVからの新グッズを紹介する外国人3人による通販番組(吹き替え声優はメンバー3人)という3種類の映像が流れる事で、全く飽きる事なく待ち時間を楽しめた。こんな御時世だからこそ、どうしても生感というか、人肌感というか、何かしら温もりを求めてしまう中、ウルフルズは配信ではなく「配心」と謳うだけあって、初っ端からハートフルな心遣いを感じさせてくれる。諸注意を伝える影アナでは、ウルフルズの所属事務所「タイスケ」社長の森本泰輔氏が声で登場するユーモアも忘れない。

20時ジャスト。サンコンの顔がアップで映り、「ワンツースリーフォー!」のカウントから「ええねん」へ。メンバー3人共に笑顔な事が本当に嬉しいし、トータスに「心配せんで ええねん 僕を見てれば ええねん それでええねん」と歌われると、全肯定された気分になって、心の底から安心する。そのまま「ガッツだぜ!!」へいくが、前日のリハ動画からわかってはいたものの、3人のみでの演奏。ギター、鍵盤というサポートメンバーを加えての重厚な演奏も本当にかっこいいが、個人的には3人のみで笑顔ながらも、がむしゃらに弾く(叩く)姿が堪らなく好きだ。まさしく、リズムをとめるな…。

続くは、まさに、その姿を歌で体現した「リズムをとめるな」。歌は不思議なもので、その時その時で感じる意味合いが変わっていく。4ヶ月も逢う事が出来なかった今の3人に「リズムをとめるな 歌をやめるな」と演奏されて歌われたら、もう涙しか出ない…。3人の表情も、さっきまでの笑顔と違い、シリアスな表情で、よりグッと力が入った様に見えた。

いつもなら観客との「金の切れ目は! 縁の切れ目!」というコール&レスポンスで盛り上がる「借金大王」。トータスがバッチリなカメラ目線で問いかけてくれるが、もちろん画面越しからではレスポンスが届かない。それを「シーンとしやがって!」と笑い飛ばすトータスに、こちらも思わず笑ってしまった。観客がいなかったアマチュアの頃を思い出し、汗をかくトータスだが、「このズレがオンラインの課題じゃない?!」と余裕を見せながら、3月からダスキンのCMで流れている「サンシャインじゃない?」へ。「それでいいんじゃない しんどいを楽しもう」という歌詞からは、曲調は違うが、或る意味「ええねん」にも通じる全肯定さを感じた。この日、ジョンBがMCで放ち、流行語&キーワードとなったオキシトシン。簡単に言うと幸せホルモンを表す言葉。この日、確かに3人からは異常なくらい分泌されていた。それによって、幸せな気分になり、自分が全肯定されていると想えていたのかも知れない。

「ガッツだぜ!!」のカップリングであり、切なくてムーディーなラブソング「いいたい事はそれだけ」を挟み歌われた「笑えれば」。ここでも、オキシトシンを充分に感じられた。「とにかく笑えれば 最後に笑えれば」と寄り添うように歌われるナンバー。歌い終わり、トータスがつぶやくように「う~ん…、『笑えれば』ありがたいね。何やかんや言うても、人気ありますよ、ありがたい」と言っていた。全てが上手くいかずジタバタする答えのない毎日を、ほとんどの人が過ごしている。だからこそ、ウルフルズの歌に救われて、例え、その一瞬だけでも幸せを感じる事が出来るのだ。そして、またウルフルズの歌を聴ける日まで、毎日を頑張る事が出来る。

トータスの大サビ、ジョンBのリードボーカル、サンコンのヴォコーダーボイスと3人それぞれの声が楽しめる「センチメンタルフィーバー ~あなたが好きだから~」の後は、現時点での最新曲「タタカエブリバディ」へ。メンバーが逢えなかった時期にリモートレコーディングで完成したナンバーであり、コロナが怖くて涙が出る日々しか過ごせなかった日本をリアルに切り取ったナンバー。根拠無き上辺だけの応援歌ではなく、ちゃんと日々の悲しさを歌っている。なので、「タタカエブリバディ」と歌われても、トゥーマッチな嫌な圧迫を感じる事はない。それこそ、オキシトシンが分泌されていて、その一瞬だけでも怖い日々を忘れて、気持ちを落ち着かせる事が出来る。後、特筆すべきは、3人で合わせた時間が絶対的に少なかったであろう楽曲にも関わらず、この日、一番の三位一体感を感じた事。逢いたくても逢えなかった時期に作られたからこそ、尋常じゃない魂が込められていた。

ラストナンバーは「バンザイ~好きでよかった~」。その昔、ジョンBが「ウルフルズってのは、松本くんのシャウト一発。それ以上でも以下でもない」と評していたが、本当に、それ以上でも以下でもない「THE ウルフルズ」な素晴らしすぎる歌。ド頭の「イェーイ」一発で完全に持っていかれる…。この興奮を生で味わえるに越した事はないが、そうは言っていられない御時世。そして、どうやらオンラインライブは、今回限りではなく、これからも続ける模様だ。次の”オキシトシン配心”まで、僕らも生きてくしかない。


尚、こちらのライブ映像は7月27日まで“見逃し配信”が可能となっている。【文・鈴木淳史】
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